豊かな自然・農業体験・地域交流を通じて
自分のキャリアについて考える

ツアーの目的

  • 社会の中で果たしている
    自分の役割と向き合い
    自分が大切にしていることを
    考える

  • 自然(農作業)体験を通して
    生きることについて
    考える

  • これからのキャリアを
    どうしていきたいのか
    言語化する

2016年に職業能力開発促進法改正・施行により、国によるセルフ・キャリアドックの本格的な普及促進が開始され、従業員にはキャリアプランの設計や能力開発に関する自己責任を課し、企業にはその支援を義務化することになりました。
その背景には、グローバル化・IT化・DX化の流れがあり、変化が激しく先の見通しが立ちにくい時代、従来の常識や価値観が通用しにくくなっており、そんな中でも企業は生き残りをかけてゆかねばならず、人材として「いかなる変化にも対応して、成長できる自律型人材」が要請されています。
そうした要請に応えるためには、いわゆる学び直しといったスキルアップを目的としたリカレント教育が重要なことは言うまでもありませんが、スキルを支える基礎となる力=“生きる力”にもフォーカスして、その力をアップさせることがより重要になるのではないかと考えます。何かを成功裡に遂行できると予測できる感覚、心理学では「自己効力感」と言われるものです。
本プログラムでは、「自分がどこに向かって生きていきたいのか、を言語化することで、今後のキャリアについて自己効力感を高めることを」目的とします。

研修プログラム

自分がどこに向かって生きていきたいのか、を言語化することで、今後のキャリアについて自己効力感を高める研修プログラム

キャリアについて/ライフ・ロール

キャリアについて/ライフ・ロール
これまでの自分と向き合う
現在、自分の果たしている公私の役割(労働者として、市民として、家族として等)と時間の使い方を可視化することで、現在の自分のキャリアへの 理解を深める。
各人が、自分のライフスタイルの中で占める割合を言語化し、自らの現在を振り返ります

キャリアアンカーの個人ワーク

キャリアアンカーの個人ワーク
自己の優先順位を確認する
キャリアアンカーの質問への回答を通じて、潜在的な自己認識の言語化、自身の重要領域の洗い出しを行います
テキストを活用し個人ワークで1時間程度で40の質問に答えていきます。

キャリアアンカー相互インタビュー

キャリアアンカー相互インタビュー
これからの自分と向き合う
キャリア・アンカーお互いにインタビューすることで自分のキャリアの中で大事にしたいことを言語化する。
参加者がペアになって、相互にインタビュー形式で行います。

体験者の声

自分の時間の使い方と将来の時間の使い方を一度立ち止まって、他人にも聞いてもらいながら考えていくプロセスは良い。とても有意義な研修だった。今後の人生の分岐点でも大事な考え方を学びました。
30代男性
自分がどこに時間を使っているのかを把握し、その時間の使い方が自分がやりたいことに沿っているかを確認できてよかった。また、1対1で話をしながら他の人の状況もみることができ、興味深かったです。自分の過去を改めて見つめ直し、何をやっていきたいのかを他人に話すことによって、よりエネルギーを持ち、明確にできたことはとても良かった。また、他の人のを聞くことによって、その人が人生において何がエネルギーをもたらすのかなど、みることができ、とても良かったです。
30代男性
現在の自分のキャリアを考えた事はなかったですが、考えるキッカケになり良かったです。時間の配分が現状理想通りに動けている事は良かったですが、これからは『私』だけでなく『公』の時間を増やせる様にしたいと思いました。歳を重ねる毎に、自分で自分を見つめ直す事はあっても、第三者にヒアリングしてもらって見つめ直す事は、こういう研修を受けないと出来ない事ですので、とても良い時間となりました。自分のやりたい事、向いている事が、ヒアリングして頂く中で、実は違う事だったという事がわかり、これからどういう生き方をしたら良いか悩んでいたので、自分を知るキッカケになりました。
30代女性
これまでの自分と向き合うといういう視点から6つのカテゴリーがあり、ディスカッションすることに自分を気付くことが出来たので良かったと思います。
40代男性
自分自身、市民としての時間が少ないことがわかり、今後、地域の一員としての時間を作りたいと感じました。キャリアアンカーを通して、これまでの自分は、社会貢献や専門性をつけながら、挑戦を続けてきたと改めて感じました。若い方に、自分を知り、進んで行くための良い機会だと思いました。
50代女性

体験プログラム

農園体験・農業従事者との交流を通じて自分を見つめ直す

1年中ほぼ内容が変わる農作業の体験
1年中ほぼ内容が変わる農作業の体験
春のサクランボ、夏は桃、秋はブドウ、ラフランス、リンゴまで数多くの果物を収穫するまるせい農園さんの作業は1年中毎日同じ作業がなく、収穫以外も様々な尿業体験ができます。
現場での作業体験、参加者同士の共同作業を通じて、社会や他人・自分との向き合い方を考え、生きるとはどういうことなのかについて、理解を深めていきます。

まるせい果樹園

まるせい果樹園

ももはもちろん、さくらんぼやりんご、なしやぶどう、そして柿(あんぽ柿)まで、様々な果樹のもぎとり体験ができる果樹園です。
また、「農家カフェ 森のガーデン」では果実を利用した様々なパフェを食べることができ、丹精込めて作られた福島県の果樹のおいしさを堪能できます。
さらに、果実栽培するだけではなく、SNSやカフェなどを活用しての販売発信や、夜の果樹園などの様々な取り組みについての情報発信もしています。
農園を紹介いただきながら体験を行っていただきます。

まるせい果樹園の体験者の声

収穫体験ができたことは良かった(雪というイレギュラーがあったことは仕方ありません。)。第一次産業の経営の楽しさや苦労がわかった。果樹園の課題の共有ができたこと。課題を基に参加者同士で議論したり、自分のスキルを使った解決方法を考えて発表するというところまでやった方が良いと思います。
30代男性
研修という点で考えた際に、果樹園として日本で初めてJG.A.Pを取得したという点で、減農薬など「食」をビジネスにしている会社の研修先としては良いのではと思いました。また、もともとは果樹園でなかったが、果樹を行い、拡大していった経緯、東日本大震災などの天災を克服していった経緯は、ビジネスを時代の変化に対応させていくという点で、自社のビジネスを時代の変化にどう対応させていくかを考えさせるきっかけとして良いのではと思いました。
30代男性
くだもの狩り、販売、カフェと多様に広げられて、JAを通さずに、お客様と近い売り方をされ、お客様第一にという思いが凄く伝わり、今後ワーケーションで訪れた方々も通づるものが沢山あるので、今自分が置かれている現状を振り返るキッカケになり良いと思います。お話を伺うだけでなく、実際に農園を回らせて頂き、林檎の収穫体験をしましたが、一本の木からあんなに林檎が獲れる事も初めて知りました。またお米等と違い、果物は機械ではなく人の手作業という事もあり、後継者問題も考えなくてはいけないという事もわかりました。
30代女性
農業体験は非常に良かったです。また生産者から生の声を聞くことにより非常に良い体験になりました。
40代男性
雪の中で、熱心なご説明に心を打たれました。ただ、寒かったので、もう少し、時間を短縮しても良いのではないかと思いました。
50代女性

安斎果樹園

安斎果樹園

安斎果樹園ではこだわりを持った果樹づくりをしています。減農薬栽培や有機質肥料を使った土づくりなどの“自然の力”、そして“家族の力”を合わせて、より美味しく安全なフルーツをつくりたい。そして、皆様のもとに幸せも一緒にお届けできればと思っています。
いろりを囲んで果樹園の現状についてお話をいただきます。

安斎果樹園の体験者の声

囲炉裏体験ができたことは良かった。安斎さんの実績は素晴らしいが、研修後の着地点が全くわからなかった。農家の後継者不足や新規就農、空き家、農業への女性の社会進出促進など地域全体の農業の課題共有(まるせい果樹園は経営的な視点の課題の話が強かった)がおそらく必要だったのではないかと思った。もし、まるせい果樹園でもそれができるのであれば、どちらかに寄せて、一緒にやったほうがより濃い研修、そして地域のファンづくりができると思う。
30代男性
いろりを囲んで果樹園が行っている年間の作業や課題などを聞かせていただいたことは、とても良かったです。ただ、企業向け研修としてどのように活かすかという点については難しさも感じました。
30代男性
安齋さとこさんは、日本人初めて受賞した女性農業者という事で、今の日本の女性活躍の先駆けだったんだと、今は女性が働く事が当たり前な時代に、当時は男性社会の中、様々な抵抗もあったと思いますが、凄い方だなと思いました。旦那様から後継者問題の話。果物は人の手でやる為、真似して簡単に出来る訳ではない。剪定の仕方等で育ち方が違う為、木を見たら上手いか下手かわかる。等のお話を聞き、きちんと受け継いで次の代へと繋いでいかないいけないと、これからの日本全体の問題でもあるので、自分自身何ができるか?と考えさせられました。
30代女性
寒い日ということもあり、安斎家の囲炉裏端で語り合うという都会では出来ない体験をできたのが良かったです。
40代男性
ご夫婦がこれまでたくさんの中学生などの団体を受け入れて、農業の素晴らしさを伝えてこられたことがよくわかりました。
50代女性

スケジュール

1日目

  • 午前中

    研修プログラムキャリア研修①

  • 12:00

    昼食

  • 午後

    体験プログラム農園①
    研修プログラムキャリアアンカー研修個人ワーク

  • 18:00

    夕食・交流会

2日目

  • 午前中

    研修プログラムキャリア研修②

  • 12:00

    昼食

  • 午後

    個人ワークタイム

  • 18:00

    夕食・交流会

3日目

  • 午前中

    体験プログラム農園②もしくは他郷土体験

  • 12:00

    昼食

  • 14:00

    解散

※モデルスケジュールとなります

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